超弦理論(この宇宙の全ての物理次元?)

初めに、今回は、「超弦理論(この宇宙の全ての物理次元?)」について述べていきたいと思います。

ここで、「0次元」とは、(たった1つの)「点」です。

次いで、「1次元」とは、(最低でも2つの点により構成される)「線」です。

次いで、「2次元」とは、(最低でも3つの線により構成される)「面」です。

次いで、「3次元」とは、(最低でも6つの面により構成される)「立方体」です。

※ここまでが、「空間」の次元ですね・・・。

次いで、「4次元」とは、(一方・片方向に流れる)「時間」の次元です。

そして、最新の宇宙物理の研究では、実は0次元の世界が「カラビ・ヤウ多様体」などの余剰次元(=6次元空間)をコンパクトにまとめたものとされているようです。

したがって、宇宙の次元の数は、「4次元」+「6次元」=「10次元」となりますね・・・。

しかし、カラビ・ヤウ多様体の中で、超弦が振動しているシミュレーション画像や映像がどこからも出てこないのはなぜなのでしょうか・・・?(笑)。

そもそも、そんなことは不可能だからではないからでしょうか・・・?。

※6次元空間の中での振動現象は、どうやって定義されるのでしょうかね・・・。

もっとはっきり言っていしまえば、超弦理論には理論上おかしな点が多いです。

大阪大学の橋本教授は、「超弦(=スーパーストリング)が振動することによって、超弦自身に質量がもたらされる」と仰っているようですが、それでは「ヒッグス場」「ヒッグス粒子」の存在はどうなってしまうのでしょうか・・・?。

加えて、超弦理論に基づけば、「光」も超弦であり、光の質量がゼロなのは、その振動数が少ないからだとされていますが、いくら振動数が少なくても、極わずかでも振動しているのならば、その質量は(決して)ゼロにはならないはずなのですが・・・(笑)。

最後に、トドメに、LHCによる実験では、従来の素粒子モデル(=ワインバーグ・サラム理論)のほうが、超弦理論の予測よりも実際の実験結果に近いそうですしね・・・(笑)。