「この世に絶対はない」の真実(世間一般的なパラドックス)

初めに、世間一般には、「この世に絶対はない」という、ある種の主張や言説がありますが、実際はどうなのでしょうか?。

答えを先にいってしまえば、「この世に絶対はある」ということになります。

なぜならば、「この世に絶対はない」という主張や言説自体が自己矛盾しているからです。

言語とは、様々な概念や観念および人間の思考を言葉にして写し取っているものであり、その上で自己矛盾しているということは、その言葉が論理的に破綻していることを指します。

"論理的に破綻している"とは、即ち、"非論理的ということであり、同時に非現実的である"、ということになります。

最後に、したがって、「この世に絶対はある」のです。

※ただし、「この世に絶対はある」という主張や言説は、(この世には、)絶対的な事例・ケースも(一部として)、(そして特殊な場合として、)ありえるということだと認識および理解してください。