エクスキューズの本当の意味(非難あるいは差別や否定の手法)

初めに、今回は、「エクスキューズの本当の意味(非難あるいは差別や否定の手法)」について述べていきたいと思います。

ここで、巷ではよく、「あなたのことではないけれど・・・」とか、「あなたを差別したり 否定するつもりはないけれど・・・」などと一言目に断りを置いた上で、相手のことについて言及する人がいるようです。

しかし、このことを論理的に分析すれば、前段に断りを置き、後段に相手についての言及を置いていることから、つまるところ、その人にとっては後段の内容こそが真に言いたいことであり、そちらが本意となるはずです。

※文章的には、「前段に当たる部分が導入」だとすれば、「後段に当たる部分が本題」だということですね。

したがって、こういった断りを置く人というのは、結局のところ、相手を非難したり、相手を差別あるいは否定したいという欲求に突き動かされているのですね。

よしんば、(真っ向から)相手のことを差別したり、否定するつもりがないのだとすれば、この手の人にとっては、相手のことを積極的に肯定するつもりもないということになりますが、それならば、その相手に対して、(明確に)否定や肯定もしないと伝えるべきなのではないでしょうか?。

※つまりは、否定と肯定の中間的な位置付けとして相手を評価するということです。

※これならば、論理的に破綻しません。

※まず先だって、「あなたのことを 積極的に否定や肯定もしない」と言って置くか、あるいは相手のことには言及せずに初めから沈黙を貫いたほうがよい訳です。

最後に、言葉というのは道具であると同時に人の心を映す鏡でもあるので、くれぐれも言葉の使い方や、もっと言えば、エクスキューズの仕方を間違えると、相手には不快感を与えたり、相手をいたずらに不愉快にしたりと、言葉の弊害が出てくるので、十分に注意をするべきでしょうね・・・(笑)。

※筆者個人が過去に接した人の中では、「あなた以外には こういう人がいる」とか、もっとあからさまな表現・言い方だと、「あなたにとても近い存在の人がいる」などと、明らかに、私個人のことを見ずに、私と私以外の人を同列に見たり、同じグループに属しているかのように言われたこともありましたが、これには強烈な悪意を感じました。