情報とデータ(両者の違い)

初めに、今回は、「情報」と「データ」の違いについて述べていきたいと思います。

ここで、情報とは、我々人間が五感を通して、環境から得るものの総称であって、この世界や宇宙が事実の総体だとすると、それを肉体によって感得するものだといえます。

※言い換えれば、(ある種の)「刺激」や「入力」にあたるものです。

ここで、データとは、情報を文字や記号であらわして(=符号の置き換え)、ある形式に落とし込んだもののことです。もっといえば、物事を数値に置き換えて対応させたもののことになります。

※まとめると、"情報→データ"の流れとなります。情報が発生して、それをデータに加工・変換するということです。

※"情報は人間が扱うものであって、データはコンピューターが扱うものである"ということです。

※さらにいえば、データにフロー(=物事の流れ・情報処理の手続きそのもの)やコンテキスト(=文脈やデータの解釈方法)を加えると、「プログラム」となります。

最後に、情報とは、環境から取得されるあるがままの現実だとすると、データとは、それに一定の加工・変換を施したものだといえるでしょう。

※データとは、情報を数量化・形式化したものであるゆえに、電算・機械処理が可能なのです。