日本の社会的・経済的な問題①(日本人のメンタリティー)

初めに、今回は、「日本人のメンタリティー」について述べていきたいと思います。

ここで、「日本の失われた30年」はもはや、「失われた40年」にも「50年」にもなろうとしています。

この30年間の経済損失は、この国がバブルを回避して順調に経済成長を遂げていれば、どんなに少なく見積もっても3000兆円にはなるそうです。

これだけのお金があったら、日本が今よりもどれだけ豊かになっていたのだろうかと(ついつい)想像してしまいます。

ではなぜ、これだけの経済損失が発生してしまったのでしょうか?。

結論から言ってしまえば、この国の人々のメンタリティーこそが問題なのではないでしょうか・・・?。

その「メンタリティー」とは、"個人よりも集団、私よりも公、実力よりも肩書、若者よりも年寄り、横の関係よりも縦の関係、多様性よりも画一性、正しさよりも一時の感情"といったものです。

※さらにいえば、リスクテイク(=将来への投資)よりもリスク回避(=貯蓄バカ・貯蓄一辺倒)も挙げられるでしょう・・・(笑)。

つまりは、すべてが逆さまだということです。今まで私たち日本人は、いわば、「逆さまの世界」に生きていたのです。

最後に、この国はもはや末期です。しかし、このことに気付いている方は社会全体で見ればごく少数なのでしょう・・・。