ダブルバインドの原理②(判断保留と両性について)

はじめに、今回とは別の記事『二律背反の原理』でも述べましたが、

二律背反の原理をダブルバインドに適用すると、YesでもNoでもない答えを見出すことができます。それは、"判断を保留する"いうことです。

※ちなみに、判断を保留するとは、正確には"判断に迷っている"ということです。

たとえば、座標系の右側(+1)に女性を、左側(-1)に男性を対応させると、その中間(±0)は両性となります。

※したがって、'両性'とは、明確に男性であるとも、同様に、明確に女性であるとも言えない、曖昧模糊としていて不明瞭な状態と言えるでしょう。

※"判断を保留されている性"、あるいは、"判断を迷わす性"とでも言えばいいでしょうか・・・?。

最後に、ちなみに、この場合の"性別についての判断を放棄すること"は、その対象が男性・女性と両性のどれにも該当しないということになります。

※座標系上の数値では表せないということでもあります。

※性別の概念や枠組みを超越しているとも言えます。