時間の構造

はじめに、時間には、'プランク時間'と呼ばれる最小の単位があって、それは、映画のフィルムを構成する一コマのように、それ以上には分けられない最小の単位ということです。

そして、この世界や宇宙には目に見えない法則があり、物質(あるいは物理的な実体)の世界はすべて、この法則に従って動いています。

※当然にして、我々人間のような高度な知性と精神性を持った生き物は、高度に発達した頭脳・神経系の働きによって、人間らしい知的な活動ができるのですが、それはすべて物質(あるいは物理的な実体)の世界に働きかけている法則によって実現しているといっても過言ではありません。

※たとえば、我々の頭脳・神経系の働きは電気によって実現されています。また、(ドーパミンセロトニンといった)化学物質の受容と伝達によっても実現されています。

たとえば、物体が落下運動をするのは、重力(=万有引力)が働いているからですが、それは、ある時点での物体の位置や状態をもとに、次の瞬間の位置や状態を決定しているということになります。

ここで、時間は(確実に)進行していますが、"時間が進行している"というのは、この世界や宇宙の未来における在り様・在り方を決めるということでもあります。

つまりは、映画のフィルムのコマ同士の間にはちょうど繋ぎ目に当たる部分があるように、この世界・宇宙にも時間の繋ぎ目のようなものがあります。その瞬間は'映画の鑑賞者'と同じで、我々人間には(その存在を)知覚できません。

このコマ同士の繋ぎ目にこそ、この世界や宇宙の諸法則が並べられていて、我々人間や物質的な世界に生きるもののすべてが、この瞬間に働く法則群によって支配・コントロールされているということです。

※'万物の理論'によって説明されるであろう'統一された力'を体系的に取り扱う(途方もない)機構が'時の狭間'に実在しているのでしょうか・・・。

※ちなみに、この世界や宇宙に働く法則(≒力)の存在は、大きく分けると4つになるそうです。それは、(物質の最小の単位とされる)素粒子の間で働く、"強い力・弱い力・電磁気力と重力"です。

※我々人間が知覚できない時の狭間において、この世界や宇宙を支配している諸法則が(それぞれの力の優先順位に基づいた並びで)働いている、とでもいえばいいでしょうか・・・。

※わたしのイメージでは、"(この世界や宇宙をつくった)神様自身が(必死に)紙の上で手計算をして、この世界・宇宙の次の瞬間の動き(=一コマ)を(神様自身の恣意や気分も挟んで)決めている"、といった感じです。

それはちょうど、ビデオゲームの'フレーム'の概念に近いものになります。

つまりは、"単位時間あたりにプレイヤーからの入力を待ち受けて、その入力やゲームの世界にあるものすべての現在の状態から、次の瞬間(=画面上の一コマ)の動きを決定しよう"、という考え方に非常によく似ています。

※あるいは、この世界・宇宙をつくったであろう神様は(生粋の)ゲームプログラマーなのかもしれません・・・(笑)。

おわりに、まとめると、この世界や宇宙は、(どうやら)映画やゲームのように作られている可能性が高そうだということでした・・・(笑)。